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ロングトーンの練習で一番大切にしたいこと

はい、基礎練しまーす!

はい、8拍ロングトーン!
次、16拍ー!

先生、うまく音が出せません
ロングトーンしなさい

さて、
ロングトーンの練習って、なに?

おそらく、この記事を見つけてくださった方は、
ロングトーンというキーワードで
何かしら解決手段を見つけたい人たちなのかなと
思います。

少なくとも
ロングトーンの練習をしたら、上手くいった!

こういう方たちではないと思います。

なぜ、上手くいったり、いかなかったり
するんでしょう。

おそらく、上手くいった人というのは
・専門家の方からそうしろと言われた
・成功体験のある先輩からそうしろと言われた

こういう人たちでしょう。

学校の先生や先輩たちに言われたから、とか
ホームページでロングトーンの練習は
有効とか常識とか偉い人もやってるから、とか
得た情報だけで取り組んだ人は、
悩んでいるかもしれませんね。

少し戻りますが、
上手くいった人たちには、ある共通点があります。

それは、

目的をもってロングトーンの練習をしている

ということです。

専門家の方はご自身の知識、経験などから、
生徒に必要な練習の選択肢として、どのような時に
行えばよいか心得ています。

成功体験のある先輩は、教わる子と同じ経験を
過去にしたことがあり、その解決策として
心得ています。

何のために、ロングトーンの練習をするのか。

です。

ロングトーンというのは今風に言うと
ビッグワードでもあり、確かにあらゆる練習で
有効ではあります。

でも、ロングトーン練習をすれば、何でもかんでも
上達する、というわけじゃありません。

ロングトーン練習に少しでも疑問を感じたら、
ロングトーン練習を勧めた方に聞いてみてください。

何のために、ロングトーンの練習をするのか。
なぜロングトーンの練習をするのが良いのか。

と。

この時に、明確な答えが得られなかった場合は、
一度見直した方が良いでしょう。

(ちなみに、なぜと聞かれて、先輩が言ってたから、
偉い先生が言ってたから、と、自信満々に言われて、
これはただの事実であり、目的ではありません笑)

おそらく、ロングトーンの練習をやみくもに
始めてしまうと、いろんな問題が出てきます。

よく聞くのが、
音が詰まってしまった、響きがなくなった
ただただ疲れる、唇が痛い、
です。

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それでも先輩が言うから続けるんですか?
先生が言うから続けるんですか?

目的があるから続けるんです。

参考までに、自身や、吹部の子に
ロングトーンを勧める場面は
どんな時か、をお伝えすると、

何か、上達するきっかけを見つけた時です。

それを、持続したり、何度やっても
出来るようにしてほしいからです。

例えば、

響きのある豊かな音が出た瞬間、
その吹き方を継続させたいときとか、

発音はイマイチなんだけれど、
伸ばしているうちに音がきれいになってくる
場合は、ロングトーンできれいに鳴った瞬間を
見つけて、その音で発音しなおして、
継続させる、という具合です。

よく、曲のフィニッシュの長い音をキメるため、
ロングトーン練習をしている子がいますが、
ただ、音の長さを求める練習は、
続けるべきか、いったん、見極めをしています。

まず出ている音が理想的かを見て、
そうでない場合は、バッサリと止めて、
発音から見直します。

綺麗な音が出るようになってから、
あるいは途中でいい音が聞こえる場合、
そこからロングトーンをします。

もし、長く伸ばしたいなら、まず初めに
ブレスコントロール練習をした方が良いです。
唇の負担が減ります。

朝の基礎練習などで、
楽器を持つ前にブレスコントロールの練習を
する学校も多いと思いますが、
こういった準備を先にしておくことで、
楽器の鳴りをよくすることができます。

コツとしては、
ロングトーン練習をするには、
目的を持ち、そのためのルールを
定めておくと良いかもしれません。

綺麗な音がキープできなくなったら、
思い切って中断して吹きなおす。
とか、

途中で音色が変わってきたら、
中断して吹きなおす、とか。

伸ばす長さが最優先にならないように。

ロングトーン練習とは言うけれど
ロングトーン自体が最優先にならないように
ということです。

もし、
目的を持たずにロングトーン練習をすると。。。

とにかく8拍伸ばすんだー!
唇がしぼみ、音の響きが薄れ、
伸ばせるようになったころには、
失うものも出てきます。

それを解決するために、さらに
ロングトーンの練習をしますか?
出来ますか?

繰り返しですが、

「ロングトーンの練習で一番大切にしたいこと」

それは、

目的をもってロングトーンの練習をする。

ということです。

ご参考になれば幸いです^^

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