コンクールの表彰式で、自分や自分のチームについて
賞の色が告げられた直後の自分の頭の中・・・・。
■ゴールド金賞!
・・・・なんで金賞取れたんだろう。。
■銀賞
・・・・やっぱり銀賞だったか。。
■銅賞
・・・・なんで銅賞だったんだろう。。
すみません。ふざけて書いているわけではありません。
賞の色がはっきりする頃には、その対象となる演奏は
既に過去の話。
そして、思った通りに演奏できなかったことなどは、
演奏直後に気づいていることも多いです。
なので、
それでも・・もしかしたら金賞になれるのか?、とか言う方向に
思考をもっていくのがあんまり自然に思えないんです。
それだけ失敗に気づいているなら、
金賞取れたら良いってことでもないのでは?
ということです。
まさか、
よその演奏のほうがひどかったら自分たち金賞取れるかも、
という、人の失敗を喜ぶ発想を、音楽を楽しむ人間としては
好みません。
逆に、今までの中で一番いい演奏が出来たとします。
その場合は金賞取れたらうれしいな、くらいの期待を
することは別に不自然とは思いません。
ただ、結果が出たら出たで、なぜ?と考えます。
そして講評をアテにします。
なぜなら、自分たちでよいと思っていても、
講評=他人の目によって、気づいていなかったことがあれば、
それを見つけられるからです。
そして銅賞(つまり失格しなければ頂ける色)だったとき、
一つだけ、気を付けたいことがあります。
やっぱり銅賞だね、と発想し、
なぜ?の気持ちを引っ込めてしまうことです。
せっかく参加するのですから、
客観的な視点を頂けるのですから、
それを活用するくらいの意欲があってよいと思います。
つまり、成長目的の参加。
そこにポイントがないのであれば、
地元交流の場を増やすなどしたほうが、
よほど音楽を楽しめるのではないでしょうか。
そういう場だって、お客さんの反応から
学べることは多いと思いますよ?
意識さえしていれば。
参考になれば幸いです。