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年数だけは立派な吹奏楽部お手伝いの話

思うこと

その楽器の音が、出ていますか?

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多くの学校で、多分一度は取り上げられる課題。。

揃える。

よく言われませんか?

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揃える為、皆が色んな事を考え、試行錯誤しながら、
取り組み、形になってきました。

こちらでは、極力、自分たちで考えて進める事を
オススメしています。
自分たちを客観的に見たり聴いたりする必要がある為、
とても大切な気づきが得られると思っているからです。

もちろん、何も言わないわけではなく、考え所の
ポイントとなりそうなところは随時伝えていきます。
これは、みんなの意欲を保つために欠かせません笑

結論が出るのが遅くて心配になることも
ありますが、そこはこちらが我慢w。

話を戻しますが、
前述のように、だいぶ揃ってきました。
そうすると、音楽がすっきりしてきます。
整然としていない演奏は、作者の意図しない
複雑さを生んでしまいます。これが
改善してくるわけですね。

ここまで来て、ある事に気づきます。

揃い過ぎている。

何が?

音の圧力、音程、リズム、音のスピードなど
気持ちが合ってきた感じはするのですが。。

あ、そうか。

みんなの楽器の音が聞こえてこなかったんです。

その楽器の音が、出ていますか?

早速、金管と木管に分けて、
同じスケールをそれぞれやってみて貰うと、
金管はイマイチもやっとした音。木管はピーピーした音。

そこで一旦、参考までに、
金管、木管アンサンブルの曲の音源を
聴いてみてもらう事にしました。

皆が”あっ”と言う顔をするのがわかりました。
言うまでもなく、こう言う事をイメージしていなかったんでしょうね。

その後、音量、タイミング、音程などなど
一切気にしなくていいので、それぞれの楽器の音が
出せるように、それだけを考えて
スケールをやってみてもらうと、

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お、違いが出てきました。

こちらで起きていたこととしては、

木管は、背後からの金管に音が負けないよう、空気の圧を
必要以上にかけて鳴らしていました。

そして金管も、木管に寄せようとし、空気の圧力不足な、
篭ったような音を吹いていました。

そこで、

木管は、
狙った音が発音できるぎりぎりまで速度を落として
暖かい音で吹いてみて
と伝えたところ、改善してきました。

金管は、
むしろもっと積極的に慣らすように伝えたところ、
金管らしい音になってきました。

木管はこれまでよりおとなしく、金管はよりハッキリと
吹いたのでは余計聞こえなくなるのでは?
皆の不安はごもっともでした。

でも、
騙されたと思ってとにかく改めて全員で吹いてみると。(笑)

色んな音が聞こえてきて、音がとてもゴージャスになりました。(笑)

一見パワー不足で金管に消されてしまうと思うのだけれど、
それぞれの楽器の奏者が、自分の楽器らしい音を出すように意識すると、
ちゃんと違いが出る事によって消されることはなかった訳です。

当然、それを意識して合奏しなおしてみると、合奏の
仕上がりが良くなったことは言うまでもなく。

作曲家だって、そう言う事を意図して書かれているわけで、
その曲の魅力が増した印象でした。

この先の課題は

この先の課題は、今まで一生懸命練習していた分、
意識が続かないと今までの音に戻っていってしまう事。
つまり、キープ力(力)強化。

自ずと次の課題が明確に見えてきました。
課題が明確なら、あとはまた自分たちでも取り組めます。

次回みんなと会うのが楽しみになりました^^。

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