入学式を迎えている頃ですね。関係者の皆様、おめでとう御座います!
いよいよ部活動への勧誘が始まります。
良いメンバーが集まることを陰ながら(指導先の子にとっては表ながらw)
応援しています。
さて、小学校の部活にはなくて、中学高校ではよくあること。
そうです。いわゆる遅れてデビューの子の存在です。
おそらく本人たちは想像以上に悩むと思います。
うわあ、隣の子、上手・・・。
私今から追いつけるかな。・・・。
先輩方、どの様に迎え入れますか?
同級生、どの様に接しますか?
うざいですか?
足ひっぱるなと思いますか?
否定はしません。素直な気持ちして
そんなふうに思ってしまうこともあるでしょう。
少しでも、良い音楽に近づきたいから。
そんな気持ちのまま、表向きだけ
優しく接しても、なかなかしんどいですよね笑
どうしたらいいでしょうか。
これ、実は、そんなに難しくも複雑でもないことなんです。
ズバリ、立場より目的を大切にするだけです。
目的、たとえば賞目的でもアンサンブルをするでもいいんですが、
目的さえ明確なら、その場にいる人たちが、その場にいる人たちの力を合わせて
どの様に解決していくかを考えていけば、具体的にもなるし、
そのために仲間とどうしていこうかもクリアになっていきます。
もちろん、そんな人を排除してしまうという選択肢もあるでしょうが、
私は断言して、それはお勧めしません。
理由は、排除した瞬間、問題が解決してしまうと、
その人はそれで考えることをやめてしまうからです。
つまり、自分の成長もそこまでで止めてしまうことになります。
現実から目を背けることになります。
方法はあります。
それは、「私だったらこうする」をデビュー者に伝えてあげれば良いのです。
あなたの方が確実に、僅かでも経験があるので、
一言添えるだけ。
もちろん、その中身を常に考えないといけません。
それ自体が、先輩としての成長の糧になっていきます。
ご参考になれば幸いです。