アドバイスをすぐに忘れてしまう。。
練習中のアドバイス。
せっかく伝えても、覚えていなかったり、忘れてしまっていたり。
あるいは違う意味で伝わっていたり。
なかなか難しいですよね。。。
私自身も、何度か学校に通いながら、どうすればいいか、
色々チャレンジしてきた結果、今の形がになっています。
もちろん、これ以外にも方法はあると思いますが、もし同じお悩みを持ち
こちらの方法が有効そうでしたら、お試しいただければ嬉しいです。
皆の記録に残すワザ とは・・?
ズバリ、絵になるキーワードを伝える。です。
でもいきなりキーワードを伝えるわけではありません。
どういうこと?
キーワードを使うのは、詳しい説明をした後、ということです。
詳しい説明を印象付けるために、最後にキーワードに収めるんです。
何か閃いたキーワードや、どこかで見つけてきたキーワードをまず伝えても、
そのキーワードだけを受け取った人は、いろいろな解釈をします。
それだと、伝わったことになるかと言われると、怪しいですよね。
キーワードは、伝えたい内容の運搬手段です
どうやるか
それでは、私が訪問先で行なっている内容をご案内します。
1:まずは、伝えたい内容を丁寧に具体的に説明していきます。
その時、説明の中に、印象的な、絵に浮かびそうなキーワードを混ぜるようにします。
こちらは、私が実際に使った例です。
試しにキーワードだけ見て見て下さい。なんだか分からないでしょう?
・ストローを咥えるように
・正面の壁を塗りつぶす
・アイロンの底面のように
このようにすると、どうでしょう。
・金管楽器をきちんと慣らすためには、アパチュアの形が大切。ストローを咥えるように作った口の形がベースです。
・みんなの音が広く響くように。例えば、みんなから見て正面、先生の後ろの壁全体を出した音で塗りつぶすように。
・頭はしっかり出して、ターン、ターンと発音してほしい。アイロンの底面の平らな方から先端に向けてこんな形”▷”のように。
いかがでしょうか。
2:次に、キーワードをきっかけに、反復します。
・壁、壁。もっと音を響かせて。(背後の壁を指差しながら)
・ストローの口になってる?
・高い音頑張って!ろうそくろうそく!
キーワードからピンと来なかったら、1の内容をもう一度説明。
3:これをしばらく繰り返します。
そうすると、キーワードから内容を連想できるようになると思います。
実際、1ヶ月ぶりに訪れた時など、もし忘れていても、キーワードから話をすれば、
全てを話さずとも思い出してくれるようになります。
それは、時間の短縮になり、さらに、新しいことを積み上げる時間が確保できることになりますよね。
現地ならではの言葉が生まれてくることが、大切。
ここまでお読みいただくとお気づきかもしれませんが、こう言ったキーワードは、
学校で実際に練習を見て、その状況をなんとかしようとする所から生まれてきます。
そして、その学校に合ったものが蓄積されていきます。
・キーワードを反復 → その場で必要なアドバイスを思い出す → 練習中の問題に活かす。
という流れで使っていきます。
同じ問題が発生したら、キーワードから始めると効果的です。
SNSなどから見つけたヒントを活用したい場合は?
SNSなどからヒントを見つけるのも手がかりにはなりますが、
そのキーワードだけを共有するのではなく、まずはその中身をご自身なりの解釈で
それぞれの学校に合うかどうか試してみることが大切です。
このような感じ。
・キーワードを反復 → その場で必要なアドバイスを思い出す → 練習中の問題に活かす。
もし、キーワードだけを共有すると・・・。
・キーワードを反復 → それぞれの解釈を思い出す → これ、練習中の問題に活かせるでしょうか?
これは、避けましょう。
以上です。いかがでしたでしょうか。
よろしければ、お試しください!
そして、何かあれば、ご相談ください^^
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