個人チェック
一人一人がちゃんと楽器を鳴らせるようにと、ここ2年くらい取り組んでます。
・・・やっててよかった。みんな去年より確実に鳴るようになってます。
一人一人の表情が違う、音に積極性がある、意志がある。そういうことが見えるようになってきました。
担当したのはフルート、サックス、トランペット、ホルン、トロンボーン(あとは相方にお任せ)
一人当たり3分。スケールを聞いて、いいところとポイントをパッと判断して、自信を持ってもらうように伝える。
結構脳みそフル回転です。でもみんなも一生懸命。こちらも真剣です。
今回のポイント
(フルート)
・特に首回りが固くて、息を吸って吐く動作が不自然。
→首を回してもらうと、固かったことに気づいてもらえたようです。
(全パート)
・音域が上昇すると、高い音、届きにくい音、きつい音というイメージを持って、無意識に体を緊張させてしまう。
→高い音ほど"上に"ではなく、"前に"出すイメージで吹いてもらいました。
・楽器を鳴らすのに必要な"息の圧力"をかける。"息の量"ではないです。管楽器奏者が迷いやすいところですよね。。
(金管)
・上唇または下唇だけで鳴らしている
→もう少し反対側の唇も使うようイメージしてもらうと、響きの要素も増え、楽に出せるようになりました。
もちろん、一人一人にはもう少し細かいことを話しています^^。
合奏
本番の定期演奏会が近いこともあり、
これまで、進捗の遅い曲を中心に時間をかけて練習していましたが、今日からコマ練習つまり、
曲ごとに時間を決める。それ以上は、やらない。間に休憩を取る。
スタイルを導入してもらいました。こうすると、みんなの集中力が維持できるようです。
・子供達は、全ての曲を仕上げるのにそれしか時間がないことを意識できる。動作が機敏になる。
・我々は、指示の時間を短縮することで、考えながら話すことなくポイントを伝えるようになる
→このスタイル、合うかもしれません。ちょっと回すのしんどいですが笑
今回のポイント
・ジャズ系の曲では大分意志が見えるようになり楽しめるようになりました、ただ、勢いが落ちないように。(特にソロ)
・各曲の違いを出せるように。
・音を伸ばしているときは、他のパートの細かい動きがあることを意識する。
・逆に、細かい音ははっきりと吹く。(体育館が響きやすく目立ちにくくなるので)
その他
アンサンブルをさっと見せてもらいましたが、どの曲も余裕が感じられて感動しました。
本番で思った通りの結果が出せなかったかもしれませんが、その時の講評などを大切に、普段の練習で
力をつけてきたことが良かったのだと思います。
「本番でコレだけ吹ければねーw」金管メンバーとそんな会話もしました。
もちろん過去には戻れませんが、この先の本番に向けてパワーアップしてほしいです。